橋本 征大

農園名
生産者名 橋本 征大
就農した年  2013年
栽培品目  れんこん
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なぜ農業を仕事にしたのか?

入口としては農業ではなくて、生き物好きだったので、自然保護活動がしたい!という夢が学生の頃からあった。

いすみ市に来る前に、いすみ市自然を守る会を紹介してもらって、そこのメンバーに加えてもらった。

その活動が田んぼの草刈りをして自然保護をしていて、仕事をしながら月に1~2回ほど参加していた。その後、インターネットで今の家を見つけて、別荘として購入して、自分ひとりで通っていた。そのうち、自分の息子と同級生の子どもがいる家族と知り合い、周りの方からのススメもあり、背中をおされて移住した。

移住のキッカケとしては3.11もある。母方の実家が浪江にあり、農業ができなくなった苦労話を聞いていて、自分もできるうちに農業をちゃんとやろうと思った。

報道カメラマンとして震災地にもよく行っていて、その現場を見ながら、自分にできることをやろう、社会貢献をちゃんとしようと思った。ただ生きているよりも、チャレンジしてみようと思った。レールから外れる、非常識な生き方をしようと決心した。

れんこん農家になるキッカケはなんだったのか?

この地域の貴重なゲンゴロウの生息地が蓮田で、そのゲンゴロウを守るためにれんこんを栽培しようと思った。農業活動をちゃんとしていると守られる。休耕田だとゲンゴロウなどの生き物の生きる場所が無くなってくる。
その中である程度の収益性がありそうなのは「れんこん」と本に書いてあり、その影響を受けて、れんこん農家になろうと思った。

農業を初めて5年。出荷を初めてから3年。最初はだいぶ大変だったが、今は技術としては少しずつ良くなってきて、作業効率も良くなった。作業はベテランに近づいてきた実感がある。初年度は市場価格の最安値を更新してしまったが、今は中値で取引してもらえるようになった。

栽培方法で気をつけていることは何か?

なるべく有機質堆肥を多く入れるようにして、教科書通りのことは手を抜かずに頑張っている。生き物を守りたいという理由で農薬をまきたくなかったが、農薬を使わないとれんこんの根を生き物(ザリガニなど)にやられて、ついに葉っぱが全くなくなってしまったので、泣く泣く農薬をまいた。できるだけ減農薬をこころがけていきものが住めるようにしたい。

就農してからどのように生活しているのか?

移住することに奥さんが抵抗なかったので助かった。奥さんが働いて、育児と家事を自身が担当しながら農業をしていった。

農業収入(2015年の売上200万いかないぐらい、今年も変わらない…資材費は1反歩25万円)、青年給付金、週に1回はアルバイトで生き物ガイドをやっている。
週に1回のアルバイトは自分のやりたいことなのでリフレッシュになっていて、アルバイトだけど休み感覚で楽しんでいる。農業は一人仕事だから、寂しくて辛い時もある。農業は仕事が多くて、迫ってくる作業をクリアーすることに追われるので辛いときもあるが、このリフレッシュがあるからこそ、農業に対しても寛容でいられる。

目指すは所得500万だけど難しい。売上げ300万、経費100万で利益200万が理想。青年給付金があるから良いけど、無くなったら大規模にして人を雇う必要があるのか? まだ分からないが、うまく経営を考えないといけない。今後のことを考えると経営の勉強をしたい。

いすみ市では、移住し農業にチャレンジしたい人を応援しています。詳しくはこちらのページをご覧ください。